『無名』日記
株式会社賢プロダクションに生息しているらしい声優・吉開清人の書置きです。不定期です。お仕事の話題は期待しないでね


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ヤマトの裏側
 重厚なスペースオペラの裏で行われている、ドッタンバッタン大騒ぎ……
 あ、因みに『第三章 冒頭10分』でも確認できる『ヘブロン』はガトランティス語です。
 時間の単位ですね。最初は地球と同じ時間単位を使わせる事を考えていましたが、そこから劇中時間を逆算しようとする私のような重箱ほじくりたい人間の為に改めて設定したそうです。

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『宇宙戦艦ヤマト2202第三章』雑感とか諸々
 『宇宙戦艦ヤマト2202第三章 純愛篇』が全国公開されました。
 私の個人的な感想や振り返ると実はあまりやっていなかったヤマトの収録風景等をつらつらと書きたいと思います。
 以下ネタバレなので未だ観ていない方はご注意を

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ほんとにあったのよ、怖い話
 ここ最近は雨の日が続いていて、うだるような暑さではないものの湿度が高くて過ごしにくいですね。
 しかし、コミケの三日目だけは開催中の間はカラリと晴れてくれました。相変わらずオタクの精神力(物欲)は天候をも動かすのですから感心します。十年以上も前のコミケだったと思いますが、予報では台風が直撃するはずだったのに何故かビッグサイトだけ雨が降らず、対岸の倉庫街では雨が降っていた光景は忘れられません。

 そんな超常現象もありましたが、今回は霊感0の私が唯一体験した不可思議体験をば綴りたいと思います。
 私、22歳の時に『自然気胸』というヤツをやりまして、一週間ほど入院していた事があります。これはその時の体験なのですが……。

 その時に入院したのは地元にある、まあそれなりに大きい総合病院でした。ただ建物は古く、少なくとも私が小学生ぐらいの時から外観は何一つ変わっていない、おそらくは内装もずっと変わっていなかったのだと思います。
 時期は五月の連休辺りだったでしょうか。如何せん最初は『背中の筋を違えた』と思っていたので「やたらとヒューヒュー言うなぁ」とのん気に構えていましたが、三日くらい続くので病院に行った次第です。病院で『気胸』とわかり、即入院しました。
 一週間の入院と安静を言い渡され、5階の病室の廊下側のベッドが割り当てられました。この時の病室は隣の部屋で廊下が終わる、突き当りの一個前といった部屋です。

 特に何事も無いままに、四日ほど過ぎた日の夜中でした。私はそもそも寝つきが悪く、また普段から夜更かしをする口なので病院の所謂10時消灯では何時までも暗い中を悶々と眠くなるのを待つしかなかったのですが、消灯してからだいぶ時間が経った頃でした。
 周りのベッドの患者さんや隣近所の病室も寝静まった静かな病院で
 
 カツーン……カツーン……
 
 と、足音が響いていました。
 廊下は直線で、聞こえてくる方向にはナースステーションがあるので「あ、看護師さんが見回りしてる」とぼんやり考えていました。

 ……カツーン……カツーン

 足音は近付き、私の病室の前を通り過ぎてそのまま遠ざかって行きました。そして、聞こえなくなってから私はベッドの中でツッコミました。
 「イヤイヤイヤ、戻って来いよ‼」
 先ほども書きましたが、私の部屋はほぼ突き当りなので、行ったら戻って来ないといけないはずなのに帰りの足音がしなかったのです。第一、退院後冷静になって考えてみると、看護師さんなら足音がするはずも無いのです。

 後にも先にも不可思議体験はこれだけです。また体験したいとも思いませんけども。
 ちなみに、昔この話をした時に某声優さんから「(足音が)部屋の前で止まらなくて良かったですよね」と言われました。確かにそうですね。と言うか、その発想は無かったです。
 少しは涼しくなっていただけましたでしょうか……?




この間観たアニメ雑感
 はい、模型製作が中々進まず、そんな時に現れるダメな方の徒然草の時間がやってまいりました。
 本日は私の『好きなアニメーション作品』を挙げるとしたら必ず名前が出る2作品で少々感想などをつらつらと書いてお目汚ししたいと思います。

 その1:『ブレイブウィッチーズ』vol.1を観て
 二か月の発売延期を経て、先月末に発売されました『ブレイブウィッチーズ』のブルーレイ第一巻。改めて第一話と二話を視聴しました。高村監督始めスタッフの皆様

 ありがとうございました

 絶対にこうなるって信じていましたとも。修正版OPが公式HPで公開されてそれを視聴した時は、CGだった時より若干スピード感が減ったような、どこか動きがぎこちないような若干の違和感を覚えていたのですが、改めてテレビ画面で再生して観ればそんなモノは一切なく、正しく『劇的ビフォー〇フター』状態でした。
 本編の方でもかなりの部分で修正が入っており、作画スタッフの皆様の苦労が偲ばれました。今しばらくはその大変なお仕事が続くのでしょうが、こちらとしても特別篇まで購入して少しでも作品を応援していければと改めて思いました。個人的には五話と六話の戦闘シーンがお気に入りなので、そちらの描写もどうなるか楽しみです。

 ……艦や海などの描き方もTV放映版と比べるとやはり劇的に向上していましたが、重箱の隅を突いて穿って穴を開けるオタク視点で観ていると、あのCG零戦でまたまた気になってしまった点に気付いてしまいましたが、最早そんなのは些末な事です。気にしていたら作品が楽しめません。気にしてたら……気にして……気になりますけども……。

 何のかんの言いながらも、『ノーブルウィッチーズ』の方もキャストが揃い、何時でも出撃可能な状態になったのもまた、ファンとしては喜ばしい限りです。島田フミカネ先生もツイッター上で「できたらいいねと言っていた事が達成できた」と仰られておりましたが、将に
 『ウィッチに不可能はない!』
だと、私は思います。こちらは何時でも出撃の準備が出来てます、ヨ?(チラッ)

 その2:『宇宙戦艦ヤマト2202 第一章』を観て
 以下、ネタバレにもなりますので未だ観てない方はご注意を。スマホからだと最初から畳まれていないようなので、スマホの方もご注意を。


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あくまでも個人的な主観です
 「魔眼は使うな」……フラグですね、ラル隊長!(四話)
 モハさんが凄いのは料理だけじゃないです! 水練着姿なんて、もう!(五話)
 以上、今回の戯言でした。
 502部隊の基地を見ていると旅行でモデルとなったペトロパヴロフスク要塞を訪れた時の事を思い出します。あの滑走路がある辺りからの実際の映像がコチラです。
 ネヴァ川
 ……スゲェとこだな、オラーシャ。(写真は一月)

 今期と言うか、今年は所謂「万策尽きたー」になるアニメ作品が散見されます。出演する側の人間としてはそのような制作現場の状況のお話というのはあまり入ってこないので(私がただ単にコミュ障で現場にいらっしゃる制作会社の方と話せていないのも一因でしょうが)、こちらとしてもそうなった時にただビックリするだけなのです。
 ですが、アフレコ用に事前に渡されるビデオ(DVD)の状態で何とな~く察せられるのです。

 ここからはあくまで私、吉開清人の主観的観測です。個人の意見ですので、あまり本気になさらないでください。また、少々茶化した書き方になりますが、業界関係者の皆様を揶揄したり、愚弄するつもりは全くなく、『勝手に創作した笑い話で、ネタである』と悪しからずご了承ください。

 私の経験上の話ですが、「これはかな~りスケジュールヤバいのかしら」とアテレコ用Vの状態と現場で耳にする風の噂との相関関係です。

 ステージ0:ほぼ完成している。後は音を入れるだけといった状態になっている。このレベルは十年以上ゴールデンで放送している作品に多い(らしい)。完成し過ぎていて声を入れるタイミングを教えてくれる『ボールド』まで消されているので、逆にタイミングが取り辛い時も。ここまでくると機密扱いになるのか、映像は当日収録直前にスタジオで皆でチェックする事になる。しかし、『○○家』(世田谷とか春日部とか米花町とか)の人々は初見のはずなのにスラスラ、ピッタリに当てられる。『世界よ、これが日本の声優だ』(かくありたいものです……

 ステージ1:数カットだけ色を付ける前の線画(原画)が混ざる。ほとんど上と変わらない。第一話はこの状態である事も多い。
 
 ステージ2:線画(原画)だけになる。まだCG部分は動いている事が多い。線画でもアニメーションしているので表情変化等が分かり易い。
 
 ステージ3:絵コンテを撮影したカットが増えてくる。絵コンテでも大きな動きはコマ割で動かしているので、まだ問題はない。むしろデフォルメされていたり、こちらの想像で埋める部分が多くなったりしてキャラが一層可愛く感じる。
 
 ステージ4:絵コンテが動かなくなる。絵コンテ中の動きの指示や動線と台本のト書きから何が起きているのかをイメージする。この辺りから顔がわからなくなる。メインは兎も角、モブキャラは設定ラフ画が無いと年齢すら判別出来ない時がある。コンビニ店長が画面ではオジサンぽかったので少し中年の声でやったら、放送時に若い男だった事もありました。
 
 ステージ5:絵コンテというか棒人間に少し肉が付いたようなモブのような状態になる。台本に「驚く一同」と書かれていても、画面上にいるのが一同の内の誰なのかわからなくなる。一応名前が振ってあるが、見切れてたり走り書きだったりしてわからない時がある。モブキャラの男女すら怪しくなって、当日キャスト変更される事も。「これ、女の子の二人組だったみたい」
 
 ステージ6:人物以外の描き方がもの凄い事になる。もはや画面上で動いているのはタイムコードだけ。昔、「暗闇をバックに画面中央に一点の光が輝いていて、それが『宇宙の意思』のような存在で、それが喋る」というシーンがあった時、画面中央に乱雑に書いた『』があるだけで、犬のお尻でもドアップにしたよう、と思っていたのは秘密です。
 
 ステージ7:「作画が間に合わないので収録はお休みです」と連絡が来る。
 番外編:「脚本が間に合わないので収録が飛びました」と連絡が来る。

 制作現場の皆さん、応援する事しか出来ませんが、頑張ってください!

 さて、最後に趣味の話を
 Bf109G-6右から
 まあ、何と言う事でしょう。箸休めのつもりで作っていたメッサーシュミットの方が先に出来上がってしまいました。
 出来上がってしまいました……!
 マーキングは、133機撃墜のエース、アルフレート・グリスラフスキ大尉(マーキング時は中尉)です。興奮して戦闘中に上司であるフーベルタス・フォン・ボニン中佐(ワールドウィッチシリーズでは503部隊に所属するフーベルタ・フォン・ボニンのモデル。ドラマCDでは先輩、甲斐田裕子さんが演じられておりました)を怒鳴りつけたエピソードで有名な面白人物です。また、かの撃墜王ハルトマンの僚機も務め、Il-2シュトルモヴィクの撃墜法を教えたり、やっぱり怒鳴りつけたりしていた人です。
 因みにキャノピー下のイラストが当時の所属部隊JG50のエンブレムです。(上記エピソードはJG52時代)
 
 MG151ガンパック
 翼面下ガンパックを金属パイプに交換したくらいしか手は加えていません。
 だって、箸休めのつもりだったんですもん……。

 グリスラフスキ中尉の戦果
 公式最終スコア133機は伊達じゃありませんね。

 ブーメランも着々と終わりは見えているのですが、完成間際でまた問題が出てくるという、もはや『お約束』だらけで難渋しております。今しばらくお待ちください。