『無名』日記
株式会社賢プロダクションに生息しているらしい声優・吉開清人の書置きです。不定期です。お仕事の話題は期待しないでね


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本番になると出来なくなる事のはなし
 『宇宙戦艦ヤマト2199』が最終回を迎えました……。最後に現れた文字を見て、テレビの前で素で呟いていました。
「なん……だと……」
 ご覧になられた皆さんと同じく、いえそれ以上にこっちがサプライズです。え……劇場版?

 先日放送された自分の出ていた某作品を観ていて気付き、ショックを受けた事が今日の記事です。それは……
 「口笛が……聞こえない?」
 状況としては、『どんどん遠ざかっていく二人組みの会話』。その二人組みの一人を私が担当し、会話のラストの台詞で口笛を吹くシーンがあったのですが……。
 遠ざかりすぎて口笛吹く前に会話がフェードアウトしてました。

 そうなんです。時々アニメや吹替えで口笛を吹いていますが、アレは声優がやっています
 無論、効果音で処理されたり、吹替えの場合は原音を使ったりする事もありますが、舌打ち、口笛など口で作られる音はやはり声優がやるのです。
 聞いた話ですが、ごくごくたまに『指笛』を要求される事もあるそうです。が、さすがにこれは難しいので効果音が使われるとか。とは言え、山寺さんはよくホイッスルのマネをされてますし、必要に迫られて身に付けた方もいらっしゃるそうです。
 で、この口笛なんですが、これが練習だといくらでも出来るんです。専ら求められるのは、所謂『ヒュ~ゥ』というヤツです。実生活でやってる人を見た事がありませんけど
 こういうシーンがあると大体出演者みんなが本番前とか休憩中にヒューヒューやってます。
 ところが、これがいざ本番となると何故か出来なくなるんです。これはもう声優の共通認識に近いのではないでしょうか。音が中途半端だったり、ただの息になったりと、何故か出来ない。単発で口笛ならいざ知らず、その流れで会話していくとなると格段に難易度が上がります。仕方がないので、口笛だけを別に録り直したりしてもしているのです。

 長々と書いてしまいましたが、結局何かと言いますと……
『折角口笛を吹いてそのまま会話を続けるという台詞をバッチリ決めて、出演者一同から「おぉ~」と言われたのに、一発で決めたその口笛が本放送では聞こえなかったよ!』という嘆き節です。すみません。

 お眼汚しついでに一つぶっちゃけますと、女性声優の中には口笛を吹けない方もいらっしゃいます。そういう人が口笛を吹かなければならなくなったらどうするのか? 代役が立ちます
 そう……カワイイあの娘、萌え声なあのキャラの、口笛だけは……男がやってたりするんですよ……。

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オールスター!
 先日の台風では各地で被害がありましたが、皆様はいかがでしょうか?
 私は幸いにもお仕事で外出しても上手い具合に雨に当たらず、関東に一番接近、通過中の時はスタジオの中。収録が終わったら台風も過ぎ去っていたという、絶妙なすれ違いでやり過ごす事が出来ました。
 まあ、雨に当たらなかった代わりに、飴に祟られるという事態があったのですが、それはまた後の機会に……。

 新たに作り出した陸モノはコレ
ブルムベアー(仮)前から
 よく分かりませんね……。ドイツ軍の自走砲『ブルムベア』です。組み立てはまだまだこれからですが、コーティングを施そうか否か迷っているところです。

 さてさて、今回も告知を。
 10月26日土曜、深夜0時よりWOWOWプライムにて
 『プロジェクト・ランウェイ オールスター』
 が放送開始となります。こちらの作品に
 『溢れる自信家 ジェレル・スコット』役?で出演させていただいております。

 コアなファンの方も多数いらっしゃるそうですが、この番組を知らない方へ説明しますと、リアリティーショーと呼ばれるタイプの番組で、全米各地より集まったデザイナーたちが毎回様々な課題をこなし、その都度行われるコンペで毎回一人ずつ脱落、最後の一人が優勝者として賞品と栄誉、名声を手に入れる事ができる、という日本的には
『TVチャンピ〇ン デザイナー王選手権』
 と言うとイメージが掴み易いかなと……。番組の規模は比較になりませんけれど。
 今回は『オールスター』と銘打つだけあって第1~第8シーズンの最終コンペまで残った実力者や強烈な印象を残したデザイナー達が集まっています。
 私が声を担当するジェレル・スコット氏も第5シーズンの出場者で『ゴージャスに魅せる』が基本コンセプトな時々発想が飛躍し過ぎて在らぬ方向へ行くデザイナーでした。第5シーズンの収録があったのが五年前でしたが、キャラクターや声は覚えていたのですが、他の出場者とのバランスや翻訳を担当された方が変わった事による口調の変化、本人のお気に入りの口癖が変わっていたりと色々と悩まされる事になりましたが、とても楽しい収録になりました。

 この作品について語ると、私にとって初めてゲイの方の役でした。所謂『オネエ口調』で喋るとか、オカマっぽくするとかでは全く本質に近づけない役作りは、バリバリの新人だった私にはとても良い経験になりました。お陰で別作品においてゲイの役でディレクターさんにお褒めの言葉を頂けた事もありました。
 また、『新人声優の登竜門』的な所があり、声優業界ではこの『プロジェクト・ランウェイ』シリーズに出演する事はある種のステータスのようになっている感じがあります。初めて現場を御一緒する方でも違うシーズンの出演者だったりすると、自分達が番組内で言われた審査員の批評の酷さで盛り上がることもしばしばです。

 WOWOWでの放送なのである程度の視聴環境が必要なのが難点ですが、観られる環境の方はよろしくお願いいたします。
 服飾関係を目指す方には特に楽しんで頂けるのではないでしょうか?
 「この番組の詳しい情報はコチラ




北の王者
 日曜日から月曜日にかけて台風による強い雨が予報されています。お出かけする(しなければならない)予定の方は十分ご注意を。私も含まれるのですが……。雨は……好きじゃないです……。

 気を取り直して
 先週辺りに公式に告知されましたが、
 黒子のバスケ』第二期
 が、MBSで10月5日土曜日25時58分の放送を皮切りに始まります。
 その第一話に東京のバスケ部三強、三大王者の一角『北の王者』と称される正邦高校バスケ部主将岩村努役で出演させていただいております。
 ……まあ、ファンの皆さんはお判りでしょう、えぇ、ホント……あのエピソードです。
 誠凛のキャストの皆さんとのおしゃべりで冠されたキャッチコピーは「『黒子』のヤ〇チャ」
 ……私にはもう一つ役がある! これが心の支えです。

 でも、『北の王者』なんですよ、……一応。


過ぎ行く夏を惜しんで……ゾッとする話
 以前に『声優業界の怪談』をブログに書いてから約一月……。今回は後編です……。
 決して『某スタジオ①』だけで終わるのが嫌だとかそう言う訳では……あります。

 某スタジオ②
 このスタジオも①のスタジオと同じく、なかなか大きな所でして、大人数が入れるスタジオだけでも三つあり、某国民的アニメも収録されている歴史あるスタジオなのですが……、やっぱり出るのです
 これは私と同じ賢プロ所属の人間が実際に体験した話です。
 
 その日の収録は海外のドキュメンタリー番組のボイスオーバー(吹替えの日本語の後ろで原音が薄っすら流れているモノです)。出演者は全員知った顔で、人数も三、四人、収録はとてもスムーズに進んでいたそうです。
 そんな収録が中盤に差し掛かった頃、本番で台詞を喋っていた時……
ボフッボフッ
 とどこからともなく異音が。
 こちらのスタジオはベテランのミキサーさんがいらっしゃいまして、時にはディレクターさんよりも厳しいダメ出しをされるくらいなのですが、案の定
「誰!? 今のノイズ!」
 と厳しい声。しかし……
「あの……誰も出してません」と出演者全員が答え、中の状況を確認すると
「うん、わかった。じゃあ、もう一回」
 とても平然とした声が返ってきたそうです。しかしその時、スタジオ内の出演者は全員気付いていたそうです。
 今の異音がスタジオの壁の中からしていた事に。誰かが壁を中から叩いていたようだったと、その人は語っていました。

 そのスタジオのディレクターさんから聞いた話ですが、所謂出るスタジオと言われる所で収録を行った時、まれに出演者が台詞を喋ってる後ろで誰ともわからない声がブツブツ言っているのが録れる時があるそうです。そういう時は「すみません、コチラの問題です」と言って誤魔化すとか。
 この言い方はミキサーさんが調整をミスしたり、機械の調子が悪かったりした時によく使われていますが、もしかしたら私も知らず知らずの内に経験していたりするのかもしれません……。

 残暑が続くようですが、いくらか涼しくなってもらえましたでしょうか……?


やっぱり、たまこま――
 えー、先日はYRAラジオヤマトのリスナーの皆様を驚かせてしまいまして、大変申し訳ありませんでした。
 まあ、何と申しましょうか、あのように取り上げていただいたので、つい……。所謂一つの、
『ついカッとなってやってしまった、今は反省している』
状態です。

だが、後悔はしていない!

 と言う事で、『コメート』です。
Me163とりあえず横から
 前回から二週間強……。やっと形になりました。
Me163とりあえず前から
 決してサボっていた訳でも、パーツがムチャクチャ多かった訳でもありません。
 ただ単に、私の手が遅いのです……
 しかし、小さい機体です。コレくらい小さい飛行機はX-1ゴブリンくらいな気がします。後はこれに機首先端に発電用プロペラ、翼にピトー菅とアンテナ、尾輪とソリを付けてキャノピーを乗せれば、色を塗るだけです。その前にサフを吹いて傷を確認しなくては……。
Me163と零戦
 日本機で、やはり小さい方の零戦と並べてみても、この小ささ。しかし、小粒でもこの機体は辛いどころか劇薬ですね、敵にも味方にも。

 つづきます