『無名』日記
株式会社賢プロダクションに生息しているらしい声優・吉開清人の書置きです。不定期です。お仕事の話題は期待しないでね


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「……何だ、コレは? 女将を呼べっ!」
 ――エイラーニャは無敵だッ! 無敵のコンビだぜ

 七話の感想です。齢なのか、涙腺が弱くなってしまって、あの曲を引っ提げて二人が現れた時は泣きかけました。脚本の掌の上で簡単に転がされております。
 未だ公式には語られていないフーファイター『ナインテイル』の存在を伯爵が匂わせていたり、またブリーフィングルームのシーンで地図上に『507JFW サイレントウィッチーズ』がさり気無く表示されていたのもポイント高いですね。作中でキチンと部隊として既に発足しているという事ですから、シリーズ展開も十分にあり得ると。(町の地図の方が『サンクト』ペテルブルク表記になっていたのはアレですが……)
 サーシャ大尉のセリフにあった「冬爺さんと雪娘」と言うのはこの人たちの事です。
 冬爺さんと雪娘
 人だかりが多かったのでアングルが悪くて申し訳ありません。冬爺さんの後ろにはトナカイ(娘)もいます。
 
 では、本題に入りましょう。主力戦闘機の製作、延長戦のお題は
 零戦二一型箱絵
 まあ、日本に生まれた方ならば、一度くらいは何処かで名前ぐらい聞いた事があるであろう、零式艦上戦闘機、その初期型である二一型です。

 これまでの『サクッと作って、サクッと終わらせる』の方針に従い、大きく手は入れません。
 零戦二一型コックピット1 零戦二一型コックピット2
 指示通りの色を塗って、指示通りに少しだけ塗り分けてやって、これまた指示の通りにデカールを貼ってやるだけでこの通り。
 それなりにでも、見栄えのするコックピットが出来上がってしまいました。私が手を加えた事と言えば、座席に穴を開けてシートベルト(今回は着色済みエッチングパーツ)を付けただけです。

 零戦二一型(仮)胴体
 悲しいかな、胴体に組み込んでやるとあっという間に見えなくなりますけども。
 前回のブーメラン、もといBf109の時もそうですが、やはりハセガワ製は良いです。丁寧に作業する事だけを心掛ければ、まずあからさまにおかしいなんて事にはなりません。
 今回は製品自体が古い上に金型も古くなっているのか、変な段差が目立ちましたが削って均せば誤魔化せます。
 予定外の延長戦ですから、サクサク行きたい所です。

 この零戦絡みの記事では『ブレイブウィッチーズ』引いては『ストライクウィッチーズ』への言及が多くなると思います。予めご了承下さいませ。
 だって、あの第二話のアレはちょっと……ねぇ
 アレを観た時の私の心境が今回のタイトル、私の頭に浮かんだ心象風景がコチラです。関係各所から怒られそうなので、この様にさせて頂きます。この方を師匠と仰ぐ人も多いのではないでしょうか。

 つづきます



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Kangaroos and koalas are waiting for us when the war is over and we return to our hometown !
 ――ここからがニパサシャのはじまり――

 第六話の感想です。サーシャ大尉から受ける印象が第二話の時から「劇場版とかと違うな~」と思っていたのですが、今回のアニメは前日譚に当たる訳で、こういう経緯があったのかと納得した次第です。こうなるように初登場の時から演技の指示が出ていたのかは定かではありませんが、もしそうだとすればこれでサーシャ大尉のファンになった人が多いようなので将に「計画通り」だった訳で。
 印象と言えば、ニパも劇場版やOVAでエイラがいる時は何となく初期設定の「少年のような容姿」に寄った喋り方と言うか言動の印象を受けたのですが、ここではすっかり丸く、天使の印象です。(あくまで個人的にですが。)もしこれも演出の意図する所だとすれば、私も計画に嵌っていますね。

 さてさて、夏の盛りより作り出して幾星霜。難物が漸く形となりました。
 ブーメラン右より ブーメラン後ろより
 ブーメラン、完成です。
 エンジンと機銃はそれなりに強力ですが、正直高性能そうな気はしない機体です。元々が練習機からの改造みたいなものですから、仕方ないですが。何より対地攻撃に専従し、敵機との交戦はなかった辺り、私がこの機体を初めて知った時の紹介文にあった文句「鳥なき里の蝙蝠」とは実に言い得て妙です。それでも、名前の通りに地上の敵(……まぁ、日本軍なのですけど)を狩りまくっていたのでしょう。

 ブーメランノーズアート ブーメラン正面より
 製作中に「はぁん!?」と思ってしまった二箇所です。
 ノーズアートの『猫のイラスト』ですが、猫本体はデカールにありましたが、尻尾がありませんでした。説明書には
 『尻尾、印刷すんの忘れちった☆ 塗装図見ながら自分で描いてね♡』(意訳)
とありましたので、描きました
 更に主脚格納庫に至っては
 『俺ら、これしか出来ねーから、こだわりてーヤツは俺らの用意した写真見ながら作り込んでくれ。何たってHASEGAWAじゃねーからよ、精密なのが良いならハセガワのを作ってくれよ、HAHAHA』(超意訳)
とありましたので、ハセガワのメッサーシュミットを作りました
 お陰様で、今まで作って来たメッサーの中で一番良い出来だったよ!

 デカールは余白どころか全てが一枚のニス面に印刷されていて(つまり印刷された文字やマーク以外が全て糊付きの余白)、マーキングを切り出した時に文字や複雑な形の物は余白部分が大きくならざるを得なかったり、『ボーナス』と称して別の飛行機のデカールも付いていたりしていました。
 排気管はそのままでは取り付けられず、説明書にも書かれていない機体への穴開け作業をしなければなりません。
 高品質で名高いファルコンの絞り出しキャノピーが付いていましたが、そもそも機体の成型が甘いので摺り合わせが非常に大変でした。
 不満や工作の難しい箇所を挙げだすとキリがない程です。もし、このブログでブーメランという機種に興味を持たれ、プラモデルのコレクションに加えようと思われた方がおられたら(まずいるはずがないでしょうけども

 スペシャルホビー社からも1/48スケールで発売されています。それを買いましょう
 きっとストレスなく組み立てられるはずです。

 私個人の考えですが、第二次大戦の航空機は国や設計者の個性がとても発揮されていると思います。軍からの無茶な要求や時代的に足りない技術を工夫で補ったり、同じ問題点の解決の為に設計に差が出てくる所等、枚挙に暇がありません。それが少しでもお伝え出来ればと思い、各国の主力戦闘機を作ってみました。
 今回のブーメランを以って、第二次大戦参戦国の主力戦闘機シリーズを終えたいと思います。14年の11月からなので丸二年もかかってしまいました。
 ……ですが、『ブレイブウィッチーズ』第二話がどうしても、どうしても見過ごす訳には行かないので、延長戦をします。次の空モノは「風立ちぬ」です。




『荒磯の 岩に砕けて 散る月を 一つになして 帰る月かな』……那珂、抜錨!
 「キャビアなんて塩っ辛いだけ」――ヴァルトルート・クルピンスキー
 
 このセリフを聞いた時は、流石の私も
 おい、ニセ伯爵
 と思いました。あぁ、そうですかそうですか。伯爵は『Erbsen mit Speck』を地で行けばよろしい。大体、ロシアでキャビアを買おうものなら、コッソリ値段表示がドルかユーロになってるぐらい、客からふんだくってやる感が――取り乱しました。まあ、この放埓さが伯爵の魅力の一つではありますが。
 私も食道楽の気があるようで、学生時代から月に一度はちょっとリッチなランチを、その為に普段はカップ麺か学食でライス並とみそ汁一杯合わせて90円コースなどと言う事をやっておりました。今も、普段は立ち食いソバで済ませておいて、ここぞという時にドーン、という事をやっております。

 まあ、それはさておき
 那珂全景
 那珂ちゃん、現場入りまーすっ!
 那珂、完成しました。やはり軽とは言え巡洋艦なのでそこそこのサイズになります。

 那珂艦首 那珂左舷後方
 一番の見せ場です!
 顔たる艦首、菊花紋章はやはり良いアクセントになります。一番、エッチングと工作を注ぎ込む事になった中央から後部にかけてです。カタパルトのエッチングの組み立てや後部マストの根元にある高角砲の足場の自作等、ここは工作が大変だった物が集中しています。

 那珂艦橋 那珂搭載艇
 (この画質で)顔は止めて~!
 携帯のカメラでも撮ってみましたが、画質が粗いですね……。作品的には一番細かくなると思うので、アップを綺麗に撮る技術は艦船模型に必須だと、ヒシヒシと感じております。
 白い柵はメモ用紙を細切りにした物を張り付けただけです。遠目には誤魔化せますが、やはり最初に手摺りを付けておくべきでした。

 那珂の製作のきっかけになった『提督』後輩の運命が決まる前に完成出来て良かったです。
 個人的には艦船模型二作目であるにも関わらず、己が技量もわきまえずよくもまあアレコレと盛ったなと思いますが、また一つの経験として次のステップに進みたいと思います。
 次は重巡、今度は自分の好みを優先させまして、アニメ『艦これ』を観てからビジュアルと実物の艦歴と二次創作における扱いから『熟れた餓えた狼』こと『足柄』に挑戦してみようと思っております。製作は来年になってからですけども。
 この艦もまた、ディテールアップパーツに恵まれてないのですが……。『羽黒』や『妙高』専用はあるのに……何故……?




あくまでも個人的な主観です
 「魔眼は使うな」……フラグですね、ラル隊長!(四話)
 モハさんが凄いのは料理だけじゃないです! 水練着姿なんて、もう!(五話)
 以上、今回の戯言でした。
 502部隊の基地を見ていると旅行でモデルとなったペトロパヴロフスク要塞を訪れた時の事を思い出します。あの滑走路がある辺りからの実際の映像がコチラです。
 ネヴァ川
 ……スゲェとこだな、オラーシャ。(写真は一月)

 今期と言うか、今年は所謂「万策尽きたー」になるアニメ作品が散見されます。出演する側の人間としてはそのような制作現場の状況のお話というのはあまり入ってこないので(私がただ単にコミュ障で現場にいらっしゃる制作会社の方と話せていないのも一因でしょうが)、こちらとしてもそうなった時にただビックリするだけなのです。
 ですが、アフレコ用に事前に渡されるビデオ(DVD)の状態で何とな~く察せられるのです。

 ここからはあくまで私、吉開清人の主観的観測です。個人の意見ですので、あまり本気になさらないでください。また、少々茶化した書き方になりますが、業界関係者の皆様を揶揄したり、愚弄するつもりは全くなく、『勝手に創作した笑い話で、ネタである』と悪しからずご了承ください。

 私の経験上の話ですが、「これはかな~りスケジュールヤバいのかしら」とアテレコ用Vの状態と現場で耳にする風の噂との相関関係です。

 ステージ0:ほぼ完成している。後は音を入れるだけといった状態になっている。このレベルは十年以上ゴールデンで放送している作品に多い(らしい)。完成し過ぎていて声を入れるタイミングを教えてくれる『ボールド』まで消されているので、逆にタイミングが取り辛い時も。ここまでくると機密扱いになるのか、映像は当日収録直前にスタジオで皆でチェックする事になる。しかし、『○○家』(世田谷とか春日部とか米花町とか)の人々は初見のはずなのにスラスラ、ピッタリに当てられる。『世界よ、これが日本の声優だ』(かくありたいものです……

 ステージ1:数カットだけ色を付ける前の線画(原画)が混ざる。ほとんど上と変わらない。第一話はこの状態である事も多い。
 
 ステージ2:線画(原画)だけになる。まだCG部分は動いている事が多い。線画でもアニメーションしているので表情変化等が分かり易い。
 
 ステージ3:絵コンテを撮影したカットが増えてくる。絵コンテでも大きな動きはコマ割で動かしているので、まだ問題はない。むしろデフォルメされていたり、こちらの想像で埋める部分が多くなったりしてキャラが一層可愛く感じる。
 
 ステージ4:絵コンテが動かなくなる。絵コンテ中の動きの指示や動線と台本のト書きから何が起きているのかをイメージする。この辺りから顔がわからなくなる。メインは兎も角、モブキャラは設定ラフ画が無いと年齢すら判別出来ない時がある。コンビニ店長が画面ではオジサンぽかったので少し中年の声でやったら、放送時に若い男だった事もありました。
 
 ステージ5:絵コンテというか棒人間に少し肉が付いたようなモブのような状態になる。台本に「驚く一同」と書かれていても、画面上にいるのが一同の内の誰なのかわからなくなる。一応名前が振ってあるが、見切れてたり走り書きだったりしてわからない時がある。モブキャラの男女すら怪しくなって、当日キャスト変更される事も。「これ、女の子の二人組だったみたい」
 
 ステージ6:人物以外の描き方がもの凄い事になる。もはや画面上で動いているのはタイムコードだけ。昔、「暗闇をバックに画面中央に一点の光が輝いていて、それが『宇宙の意思』のような存在で、それが喋る」というシーンがあった時、画面中央に乱雑に書いた『』があるだけで、犬のお尻でもドアップにしたよう、と思っていたのは秘密です。
 
 ステージ7:「作画が間に合わないので収録はお休みです」と連絡が来る。
 番外編:「脚本が間に合わないので収録が飛びました」と連絡が来る。

 制作現場の皆さん、応援する事しか出来ませんが、頑張ってください!

 さて、最後に趣味の話を
 Bf109G-6右から
 まあ、何と言う事でしょう。箸休めのつもりで作っていたメッサーシュミットの方が先に出来上がってしまいました。
 出来上がってしまいました……!
 マーキングは、133機撃墜のエース、アルフレート・グリスラフスキ大尉(マーキング時は中尉)です。興奮して戦闘中に上司であるフーベルタス・フォン・ボニン中佐(ワールドウィッチシリーズでは503部隊に所属するフーベルタ・フォン・ボニンのモデル。ドラマCDでは先輩、甲斐田裕子さんが演じられておりました)を怒鳴りつけたエピソードで有名な面白人物です。また、かの撃墜王ハルトマンの僚機も務め、Il-2シュトルモヴィクの撃墜法を教えたり、やっぱり怒鳴りつけたりしていた人です。
 因みにキャノピー下のイラストが当時の所属部隊JG50のエンブレムです。(上記エピソードはJG52時代)
 
 MG151ガンパック
 翼面下ガンパックを金属パイプに交換したくらいしか手は加えていません。
 だって、箸休めのつもりだったんですもん……。

 グリスラフスキ中尉の戦果
 公式最終スコア133機は伊達じゃありませんね。

 ブーメランも着々と終わりは見えているのですが、完成間際でまた問題が出てくるという、もはや『お約束』だらけで難渋しております。今しばらくお待ちください。





ヤマト講座14、お疲れ様でした
 ヤマト講座にお越しいただいた皆様、お疲れ様でした
 自分の考察と知ったかをひけらかしただけで、退屈だったのではないかと心配ではありますが、お付き合いいただきありがとうございました。
 また、この場をお借りしまして、主催者たる小林治様をはじめとした設営に携わった関係者の皆様、稚拙な進行にお付き合い下さいました國分和人様にも厚く御礼申し上げます。 
 トークの冒頭辺りで國分さんより紹介されましたが、私の学生時代は『生物分子科学』が専攻でしたので、言語学に関しては全くのド素人でありまして、あのようなプレゼンを行うのは実に恐れ多い事でありました。

 あの時には語れませんでしたが、ヤマトに関する興味深い話を一つ書きたいと思います。
 『ガルパン劇場版』に合わせてホームシアターセットを購入した訳ですが、以前の記事にも書いた通り、これを使って『ストライクウィッチーズ劇場版』そして『宇宙戦艦ヤマト 星巡る方舟』の三つを視聴してみました。すると、三つの作品を同じボリューム、同じ設定で視聴しているのに、明らかに効果音のボリュームに違いがある事がわかりました。
 『ガルパン』>『ストパンオイ>『ヤマト』
の順にレベルの差があるのです。『ガルパン』はそもそも効果音にもとても重点を置いている作品ですから当然と言えば当然かもしれません。『ストライクウィッチーズ』と『ヤマト』は音響監督が同じ方なのに「この差って何ですか」という事でお話をお聞きする事が出来ました。すると……

『ヤマト2199』の効果音はオリジナル『ヤマト』の音源を基本的に使っているので、実は音質が今の物と比べるとやはり落ちてしまい、あまり大きな音量レベルにするとそれがわかってしまう

と言うお話でした。
 これを聞いた時は本当に驚きました。映画館で観た時にはあまり気にならなかったし、十分に大きい音だと思っていたのですが、まさかこんな秘密が隠れていようとは。新しく同じ音を作り直すより、敢えて使えるのならば昔の音を使うというこだわりがあったとは大変貴重なお話を聴く事が出来ました。
 さて、今度の『2202』にもそんなこだわってる部分があるのでしょうか? 探すのも楽しそうです。